シンガポールでお勤めの皆様、休日はどのように過ごしていますか?
私はオーチャードエリアへ買物に行くことが多いです。
オーチャードはショッピング街なので大抵のものは手に入るし、高級ブティックからダイソーまで様々なお店があるので見ているだけでも楽しめます。
私お店が開店する11時頃からMRTの改札を出てIONへ入り、目的もなく服の試着してみたりして、「少し合わないかな?」「今回は買うのやめとこうかな?」「これは今日買わないと無くなっちゃう。」なんてグルグル考えて見回っていると2時間近くはすぐに経ち、ランチ時間になります。
「気分的には日本食が食べたいけど、シンガポールの日本食レストランは少し高い。でも、フードコートに入っている日本食の丼や天ぷらはローカライズされすぎていて何か違う・・・・。」
同じようにランチに迷う方にお勧めしたいお店、本格天丼屋「Tendon Go!」がオーチャードエリアからバスで10分程の場所にある、グレンイーグルス病院1階フードコート内にオープンしました!
実は、わたし普段は揚げ物を好んで食べません。
すぐ胃もたれしてしまうのです。
しかもシンガポールの天丼は、ボリューミーなイメージがあります。
しかし、「Tendon Go!」の天丼は「Tendon Light(SGD8.8)」「Tendon Regular(SGD9.8)」「Tendon Mega(SGD11.8)」と3種類が用意されているので、その日の体調や食欲に応じてサイズを選べるのが嬉しい。
天丼のお米は日本産の「新潟産のコシヒカリ」を使っているため、もちもち、ふっくらしており、天ネタは種類が豊富で「エビ」「白身魚」「味玉(Tendon Go!スペシャルです)」「さつまいも」「オクラ」「にんじん」「れんこん」とそれぞれの味が際立った具がのっています。
「Tendon Go!」のManaging Directorである筒井さんにお話を伺うことが出来、「こだわり抜いたこだわり」についてもお伝えしていきたいと思います。
まず1つ目は「衣」です。衣に使われる粉はベトナムにある工場から筒井さんが直接購入されていて、工場で購入する際に、硬すぎず食感の良い衣ができる粉を研究されていたようです。
確かに、実際に食べてみるとサクッと上がっているけどクリスピー過ぎずソフトな感触で、自家製のタレが衣に良い具合に染み混んでいます。さらに、衣は薄づきなので飽きず、全て美味しく頂くことができました。
2つ目は「タレ」で、シンガポールの人たちにも受け入れられるように、少しピリと辛めで程よく甘いオリジナルのタレをかけています。
3つ目は「鮮度」です。
私が驚いたのは、エビのプリプリ食感と白身魚のふっくら加減、そして野菜のシャキシャキ感です。
例えば、白身魚の「ドリー」には、下味をつけて一晩寝かせる。そして、お店で揚げた時、一番美味しく食べられる瞬間にこだわって急速冷凍させているとのこと。
美味しさだけではなく、筒井さんは「お店を任せるスタッフには幸せになって欲しい。 店舗経営責任者になってほしい。」という想いも強く持ち、店舗管理はスタッフと話し合いながら、効率良く、美味しい味を提供できるよう日々努力されています。 現地の人が将来「自身の店舗を持てるように。」とも考えられた愛に溢れた「コンセプト天丼店」で、胃も心も満たされました。
「Tendon Go!」のこだわり抜かれた本格派天丼、一度ご賞味あれ!
店舗情報:
Tendon Go!
住所:Stall No 6, #02-21/22 Gleneagles Hospital, 6A Napier Road Singapore
電話:9654-8612
WEB: https://www.facebook.com/tendongo.singapore/
写真 Spoonful 文:Spoonfulアンバサダー Chai
シンガポールの現地採用でデザイナーとして企業に勤めながら、興味ある食文化に携わりたく、「シンガポールと日本の食文化の違いを、日々の自身の気づきから記事にて伝えていきたい;」との思いかSpoonfulのアンバサダーに。 趣味:ランニングと料理