シンガポール生活も1年半を過ぎまして、休日は色んな場所に出掛けているおかげで、なんとなくエリアの特徴が掴めてきたこの頃です。
今回は、シンガポールの中でもインテリアが魅力的なCAFÉ&DININGのお店が数多く軒を連ねるOUTRAM PARKエリアにて、食に関するイベント会社をされているspoonful代表の青木さんと取材してきました。
取材先は、OUTRAM PARK駅から徒歩10分弱の場所にあるRestaurant and Bar「POTATO HEAD」です。
ちょうどKeong Saik RdとTeck LimRdの間にある、3階建の白と赤のラインが入った建物で、比較的見つけやすいファサードです。
それぞれのフロアで違うコンセプトのようで、1階はバーガーショップ、2階はダイニング、3階はバー、4階はルーフトップバーという感じで店内の雰囲気が全然違うのも面白さの一つです。
ルーフトップバーの取材だったのですが、その前に2階のダイニングで少しお茶をしてから上がりました。
ミンティーとカプチーノ、どちらも香りが良く美味しく、お茶だけに寄るのも良さそうです。
2階のダイニングは、木の家具と壁に描かれたユーモア溢れるイラストがお洒落で温かさを感じさせる印象です。
私が行った時は、日曜日の午後で、子連れの家族や同性の友達同士のお客さんがいたり、結構賑わっていました。インテリアが可愛いのでデートにも良さそう。
各フロアには階段を使いますが、この階段フロアもチェック柄のタイルとカラフルな壁面で、独特なお洒落さが行き届いているなあと関心してしまいました。
ちなみに、3階のバーはまた違った大人の雰囲気の落ち着いた印象のインテリアです。
さて、私達はダイニングにて小一時間ほど二人でお茶をしてから、今回のメインの取材先であるルーフトップバーに案内してもらい、日曜日午後4時からルーフトップバーで始まる「Sundown Sundays」をオーダーしました。
「Sundown Sundays」は最近この「POTATO HEAD」で始まったセットメニューで、「Sate(サテ)」「カクテル」の3時間食べ・飲み放題のプランです。
午後4時から7時までやっているようで、この時間帯はフリーフローで、7時以降もそのままいれます。夜はDJ等のイベントが始まるようです。
「Sate(サテ)」とは東アジアのローカルフードで、串焼きのようなものです。
このプランでは「Sate Ayam」と「Sate Sapi」の二種類が食べ放題です。
マレー語とインドネシア語で「Ayam」は鶏肉、「Sapi」は牛肉という意味です。
食べ放題なのに料理は二種類だけ??と少しがっかりする人もいるかもしれませんが、おつまみだと思えば納得。エビクラッカーもサイドについてきます。
味付けもソースが甘塩っぱく、適度にスパイシー。お肉も柔らかくて何本でも食べれちゃいそうな感じです。
私は5本くらいですでにお腹いっぱいになりました。
カクテルも八種類から選べます。私達は「Aperol Sprints」「Monkey Shoulder Blended Malt」「Sailor Jerry Rum」を頼みました。
飲み方もソーダかロックか等選べます。
私は、大体日曜日の夕方になると、明日からまた仕事が始まるし、週始めは身体のコンディションを整えたいと考えてしまうので、夕方から3時間だけっていう時間帯はすごくいいなあと思いました。
価格も58++ドルと飲み好きな方には、かなり手頃なのではないでしょうか。
最初、料理とアルコールにフォーカスしてしまいましたが、ルーフトップバーは南国の雰囲気が出ていて開放感があり、風も通ってとても気持ちいいです。時間帯も日も傾き始めていることだったので、暑さもやわらいできていました。
残念なことに、途中スコールがきたのですが、それでも大丈夫。大きいオーニングがちゃんと出てきます。短時間で止んで、また元どおりです。
ここに来れば、次の日は月曜日だけれど、まだまだ週末を楽しく満喫できるなあとほろ酔いでぼんやり思った日曜日でした。
写真 Spoonful 文:Spoonfulアンバサダー Chai
シンガポールの現地採用でデザイナーとして企業に勤めながら、興味ある食文化に携わりたく、「シンガポールと日本の食文化の違いを、日々の自身の気づきから記事にて伝えていきたい;」との思いかSpoonfulのアンバサダーに。 趣味:ランニングと料理