ブリオッシュ、クグロフクラス

ブリオッシュはバターたっぷり、卵たっぷりの、お菓子のようなパンです。

なので、通常のパンより、涼しい温度で作り上げないといけないパンですが、

美味しくできた時の、焼きたての香りはたまりません。

ブリオッシュ生地から、色々なパンができますが、

まずは、ブリオッシュの王道、ブリオッシュ アテッド。

でっぷり太った司教さまの形を模したものと言われている愛嬌のある形です。

ブリオッシュの生地に、メロンパンのクッキーをのせて焼いた、名付けて、新作「メロンブリオッシュ」が登場します。ココア、抹茶、フランボワーズとパッションフルーツの4色。

とても可愛らしい形と色のパンになりました。

もう一つは、クグロフ。

アルザスのお菓子、クグロフ。陶器でも有名なこの地方、その陶器に入れて焼いたパン菓子です。

陶器の型の関係上、このパンのみ、デモンストレーションで行い、試食していただきます。

最後に、パウンドケーキの型で前日に焼き上げたブリオッシュのパンを、

卵液につけてフライパンで焼いたフレンチトースト。

パリのおしゃれなサロン・ド・テでは、食パンでなく、ブリオッシュで焼くフレンチトーストが主流です。

それに、ベリーソースを添えて、パリの味を再現してみましょう。

当日は、ブリオッシュアテッド  3個、メロンブリオッシュ、各1個、計4個。

クグロフ 1/4個、フレンチトースト  1切れ用意いたします。

「ブリオッシュは、思い出深いパンです。パリのパン屋さんで、2ヶ月半、修行させていただいていた時に、

まず最初に、やらせていただいたのは、ブリオッシュの成形でした。

平日60個、週末100個近くの成形なんて初めてで、困惑しながらの初仕事でした。

翌日に、自分の成形したパンが、どんな感じで焼きあがっているのだろうと、毎日、仕事始めの時間が、楽しみでもあり、うまく行っていないときは、試験に落ちた時のような、気持ちにさせられました。それも、良い思い出です。 そんな思いでの詰まったブリオッシュ＋進化ヴァージョンを今回作ります！」